マキシマムザマスターパックの色々 火文明編
マキシマムザマスターパック(以下「マスターパック」といいます。)が発売されてから約1カ月が経ちましたね。今回はマスターパックに収録されている各種マスターレアの個人的意見を述べるとともに、各カードの初動から現在の価格(記事投稿日時点)を参考に今買うべきかどうか判断していきあいと思います。
※価格相場の方はトレカカク様を参考にしています。最新情報を知りたい方はURLを添付しますのでそちらからご確認ください。
では、タイトルの通り火文明からみていきましょう!
“魔神轟怒”万軍投
所謂マスターパック最強カード。効果は言わなくとも分かりますよね。GR召喚を3回するってのが本当に強い。というか、GR召喚系の効果って強いGRクリーチャーがでる度に強化されてくんでGRクリーチャーが刷られ続ける限り強くなることが保証されているがヤバい(語彙力)。
https://torekakaku.com/dm/card/?cardid=210609
このカードの面白いところって画像を見ればわかると思うんですけど初動が1100円ぐらいだったのに、1日足らずで2000円付近まで高騰したところなんですよ。
高騰の原因って、赤青ミサイルの登場なんですよね、、、
多くのプレイヤーはシータミサイルに入ると期待してたから1000円越えで取引されていたけど、実はそれだけじゃなくて環境トップクラスの強さを持つ赤青ミサイルって新デッキにも4枚必須ってことが知れ渡ってしまった結果が2000円やと思うんですよ。
まあ、このカード然りミッツァイル然り強そうと思った瞬間に集めないと後悔するのど、まだ持ってない人ははやく集めましょう(絶対)。
てか、ここ数日でちょっとだけ値段が下がってるんで今が買い時やと思います。
割とマジで、、、、
“閃忍勝”威斬斗
前評判はイマイチだったけど実は強いという個人的に一押しのカード。
このカードの役割って色々あるんですよね。イメージ的には、デッキに詰め込めるドキンダム。山札圧縮としてデッキに採用することがこのカードの強みやと思うんですよ。赤白轟轟轟みたいな手札カツカツになりやすいデッキに入れればノーコスト1ドローして次のアクションにつなげることができるのがいいですよね(ノーコストって遊戯王かよって思ったのは内緒)。しかも、おまけ効果(こっちが本体)の3000以下破壊も強くて、相手のゼンノーみたいな面倒臭いGRクリーチャー破壊できるのが便利。
現在赤白轟轟轟ぐらいに採用されていないですけど、コントロール系のデッキに入れてGWDみたいな使い方(こっちは1ドローのみなんでドローソースとして機能しにくい反面、全体除去なんで差別化できてるのでは)もアリかも。
https://torekakaku.com/dm/card/?cardid=210608
まだ、1枚100円とか(ただいま高騰中なのでなんとも言えない)なのではやく買った方がいいと思います。個人的な予想だと一枚500円ぐらいになりそう。
今回の弾は紹介があまりできませんでしたが来月発売の弾はしっかりレビューしたいです。興味ある方はリンクから新弾買っていってください。
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バラギアラを救いたい
1章-出現
2018年12月、ヤツは現れた。
初の多色ツインパクトであること、ボルバルザークエクスを彷彿とさせる豪快なマナアンタップ能力やバトルゾーンに居ながら自身の呪文面を使うことができる新能力「輪廻∞」に数多くのプレイヤーが注目した。
しかし、プレイヤーがこのカードに注目した理由はそれだけではない。
「このカード、ループするかも、、、」
こんな噂がたったからである。
「輪廻∞」によって、呪文を唱えればマナブーストが出来る。このギミックを使えば何か悪いことができるかも、、、
こんな一部のプレイヤーの期待を裏切ることはなかった。発売日翌日のことである。バラギアラとコンダマを用いたマナブースト&アンタップループし、そして、バラギアラと同じく新しく収録されたカードであるミノガミ固有能力「無敵虹帝」によって、これを無限回行い、ゲームをフィニッシュまで持っていく新デッキ「バラギアラループ」がとある殿堂CSで優勝した。
これを皮切りに日本各地でバラギアラループをトーナメントシーンに持ち込むプレイヤーが現れるようになった。
しかも、これは殿堂環境のみに限ったことではない。バラギアラループを構成する大半のカードは双極編に収録されたカードによって構成されいる。つまりは、デッキパワーをほとんど落とすことなく、2ブロック環境に持ち込むことができたのだ。
数多くのプレイヤーが、このデッキに魅了され、環境デッキの一つとしてトーナメントシーンにも定着した。
しかし、何か足りない。このデッキを回せば回すほどこう思うことが多くなってしまった。勿論カードパワーが高くて環境上位に位置づけられた強いデッキであることはわかっている。ただ、華がない。中速ループの宿命であるのだろうか。上振れがしにくいデッキであるのだ。他の環境デッキと比較するとどうも見劣りしてしまう。だからであろうか、ある時からCSにこのデッキを持ち込むプレイヤーの数は減っていった。
2章ー転機
2019年3月、バラギアラが収録されてから約3カ月後のことである。この時事件は起きた。
「超GRとオレガオーラ」発売
とうとう今年を代表する強力なギミック「GR召喚」が生まれてしまった、、、、
呪文を唱えたついでに、クリーチャーを召喚。
これを用いたあの凶悪デッキが生まれた瞬間でもある。
その名も「赤白轟轟轟」。この最恐デッキは「超GRとオレガオーラ」発売と同時に2ブロック環境の上位入賞を独占した。
2ブロック史上最恐デッキは、この勢いのまま4月にむかえたGP8thでも上位を独占すると思われていた。
しかし、デュエルマスターズもそんな簡単なゲームではなかった。クリーチャーの超展開による猛攻も堅実に受けきればいい。上振れはせずとも、相手の速度を落として自分の得意な展開に持ち運ぶことができる。そんなデッキが2ブロック上には存在していたのだ。そう一度は多くのプレイヤーに見放されたはずの「バラギアラループ」である。バラギアラループは赤白轟轟轟に有利がつくということもあり、GPという大舞台に持ち込んだプレイヤーが少なからずいたのであった。
結果、GP2位 バラギアラループ(実質優勝) という好成績を収めた。
これを機に再びバラギアラループは注目され、従来以上に受けを厚く取りながらループする「ネクラカラーバラギアラ」を中心に環境の上位に食い込んでいったのだ。
3-進化するGR
しかし、バラギアラループには更なる試練が待ち構えていたのであった。それは、GRギミックが登場した頃から恐れられていた事態「GRクリーチャーのインフレ」である。
このインフレは、またしもゲームを大きく変えた。5ターン目には、ミッツァイルによる過剰打点生成&Sトリガー封殺コンボが決まってしまう。そう、バラギアラループよりも早く今までこのループデッキが行っていたことをやってのける。
またしても、バラギアラループは窮地に追いやられてしまった。
4章―新たな力
ただ、バラギアラには希望が残されていた。
2019年10月19日「マキシマム・ザ・マスターパック」発売
そしてこのパックには、バラギアラを強化するようなカードが収録された。
表向きにしたツインパクトカードの呪文面を唱えた後、クリーチャー面を墓地に置く代わりにバトルゾーンに出す。どう考えても、バラギアラの強化カードではないか。
ん?
バトルゾーンに出す、、、、
召喚ではないので、バラギアラのマナアンタップ能力が発動しない!!!!
P.S.
既存のデッキにただ入れただけでは、不十分なカードに思える。サッヴァークの強化カードと比較してもその点が引っかかりすぎて、どうも微妙なカードという評価になってしまう。
以上バラギアラが好きなモブによる独り言でした。